こいのはなし2

 http://d.hatena.ne.jp/Myocastoridae/20050801 
 こいについて、ぜんかいはんめいしたこと
 ・こいとは、食べもの(さかな)ではない
 ・こいとは、お肉よりもむねがときめくものである
 ・こいとは、きがつけばそこにあるもの

 きのうはこいについて、たくさんのことを知ってしまった。(とくに食べものでないというしんじじつにはぼくの足テビチががくがくした。)そのけっか、さまざまなかんてんから見て、こいとはごみをさすことばなのではないかというけつろんにたっし、ついさっきくだんの知りあいに、「こいとはごみのことだよね。」とかくにんベースできいてみたのだけれども、そうしたところまさにごみを見るときのような目をむけられたのでどうやらちがうらしい。知りあいがぼくにこいをしているかのうせいも少しだけのこっているが、やはりちがっていたようだ。ぜんかい立てたかせつにはしょうじきいってかなりじしんがあっただけにショックは大きい。みなさんのショックもよほどのものではないかとしんちゅうをおさっしします。でもまあ、ごみはとっくにすててしまっており、もしあれがこいだったらとりかえしのつかないことになっていたはずなのでここはよしとしたい。そもそもかんがえてみたら、こいは食べものではないはずなのに、ごみの方はときとばあいによってはじゅうぶん食べものだし、ごみをみてもいっこうにむねがどきどきしなかった。しかし、ではこいとはいったい何をいうのか。またしても知りあいにきいてみたところ、よるねむれなくなるものらしい。きた。きいたしゅんかんにピンときた。じっちゅうはちくまちがいなくこいのしょうたいはマインスイーパである。こないだやってたらねっちゅうしすぎてクリアするまでねむれなくなったし、ふと正気にかえったときなんかにかんじる、しょうらいへのふあんがもたらすどきどきかんたるや、たしかにそうとうなものがある。しかもWINDOWSのマッシーンをこう入して、ふときづけばさいしょからそこにあるものだ。やばい、まちがいない。ねんのためにまた知りあいにきいてみようとは思うが、こんどというこんどはかくしんをもっている。水ももらさぬりろんとはこのこと。じぶんがこわい。(つづく)

こいのはなし

 しばらくまえに、あるお知りあい(おたがいのことを本当に知りあっているかについてはぎもんがのこる)の人が、「こいのすばらしさ」について、てつをもとかさんばかりにあつくかたっていた。ぼくは、この人はさかなを食べるのがすごいすきなんだなぁと思って(ふつうはそう思うはず)、「コイのあじはあんまりおぼえてないけど、ぼくはヒラメのえんがわがいちばんすきだ」とまけずに声をはりあげたのだけれども、どうもはなしがかみあわないようだったので、いろいろきいてみることにした。すると、なんとなんと、どうやらここでいうこいとはたべもののことではないらしいのである!みんなもびっくりしただろうけどぼくもきいた時はもうなにもしんじられなくなるくらいおどろいた。しんこきゅうをしておちついてから、ではこいとは一体なんなのか、さらにくわしくたずねてみると、こいをするとむねがときめくのだという。しかもそれは、おいしそうなお肉を目のまえにしたときのドキドキかんを、さらに上まわるほどのものだというのだ!それはすごい。お肉のだんかいですでにしっきんすれすれなのに、さらにそれより上となったらオムツをあてねばならないだろう。ぼくもそのこいをなんとか手にいれてみたい。(もちろんオムツをじゅんびしたうえでだ。)いったいそれはどこで売っているのか。あまっているようならもらえないのか。ブヨンという音とともにみをのりだしてそうたずねると、こいとかあいなんてのは、かったり人からもらったりするものではなく、きがつけばそこにあるものだというのだ。どこかできいたことがあるようなきもするが、それはともかくとして、まさかそんなものがこの世にそんざいしたとは思いもよらなかったので、ふかくにも今の今までまったくちゅういをはらっていなかった。あわててまわりをいろいろみわたしたり、きおくをほりおこしたりしてみたところ、このあいだふときづくとゴミがへやにいっぱいあったことをおもいだしたので、いまはあれがそうなのではないかとあやしんでいる。(つづく)

祖母

 土曜だってのに仕事で千葉県の柏市まで行かされることになったので、その近くに住んでいる祖母の家におこづかいをもらおうと立ち寄った(26才)。この日は夜に数少ない友人たちとおいしいうな丼を食すことになっていたのだが、祖母が「朝ごはんは焼き魚とうな丼どっちがいい?」と聞いてきたので、パブロフが見たら法則を発見するであろうほどの条件反射で「うな丼!」と返答してしまい、この時点で一日二食うな丼になることが確定した。パブロフ博士もまさかこんなところで引き合いに出されるとは思ってもみなかっただろうが、そんな二択を出されたら瞬時にうな丼を選択するに決まっている。たぶん今からタイムマシンで質問直前に戻ったとしてもうな丼と答えてしまう。ともかくしばらくしてガガーンと出てきたうな丼を、ブヒギィブヒギィと声を立て、もしかして箸いらないんじゃないかというくらいの勢いで食い散らかしていると、祖母が突然「渡すのをすっかり忘れてた」とか言いだして、高校卒業のお祝いをくれたのだった(26才)。言われてみれば確かに貰った記憶はないが、祖母の最近のボケっぷりを思うと本当に貰っていないのか疑問も残る。そもそも卒業した記憶自体が曖昧なほどなので、今となっては真実がどうだったのかは全く分からないが、お金をくれるのを拒む理由がどれだけ考えても見当たらなかったので有難く頂戴した。また欲しいので、あと5年くらいしたらそれとなく高校の卒業祝いを貰っていなさそうな話を切り出してみたいと思う。

サマージャンボ買った

 宝くじを買うことすらめんどくさくてサボりがちだった僕だが、そろそろ人生を大逆転させたいと思ってついに動いた。宝くじ売り場にてバラでサマージャンボ10枚を購入。今回こそは当てる。1等の2億円しか見えない。当たったら売り場のおばちゃんに接吻してあげてもいい。1等が当たる確率はほぼ0パーセント、みたいな話も聞くが、かといって他にそれだけの大金を得る可能性なんて、友人との麻雀で20億点勝つか徳川埋蔵金を偶然掘り当てるくらいしか思いつかない。数少ない麻雀仲間は一緒にいるのが不愉快なほどオール貧乏であり、どんなにギュウギュウに絞っても2億円なんて出てきそうにないし、埋蔵金のほうも最後に地面を掘ったのが何年前か思い出せないほどなので、結局のところ宝くじが一番堅実なのである。ここ最近自分から放射される人生行き詰った感もそろそろ本格化してきたし、神様の立場になって考えても、「あーこのかわいいピグレットちゃんもそろそろ救い時かな?」なんて思ってるはず。とりあえず神様がどうとか言い出した時点で僕の行き詰まり具合が相当な段階に達していることはお分かりいただけたと思う。統計学的に見ても前回買ったとき外れたのだから今回は当たるはずであり、むしろ2本ほど的中してもおかしくないレベルなので、今からすでに、数ヵ月後には都内の一等地に建立されているであろう我が大邸宅のことやら、様々な部分で色々な事をしてくれる私設秘書(上智大学卒22才)のことやらを夢想している。僕は心が広いので、無事1等が当たった際は、ここを見てる皆さんにもせっかくだしうまい棒かなんかを施してあげたいと思うので、みんな平伏して感謝すべき。広いのはウエストの幅だけじゃないのだ。

今日も暑いけど内勤なので助かった

 一昨日の夜ご飯は焼きそばと、作り置きしておいた鶏肉と筍の煮物。僕は現代科学では解明できないほどの不器用であるため(もしかして偶蹄類だからでしょうか)、いまだかつてノーミスで料理を作れたことがなかったので、今日こそはビシッと仕上げようと万全の注意を払いながら調理に取り掛かったところ、今回はよりにもよって豚肉を入れ忘れた。大失態である。ディナーに肉が入ってないなんてデブの風上にも置けない。一体なんでこんなことになってしまったのか。無意識に共食いを避けようとしたのでない限り、おそらく自分の脳のシナプスさんの数は何故か一般人のそれと比較して少ないのだろう(もしかして偶蹄類だからでしょうか)。戸惑いつつも後から豚肉を投入したところ、一見問題なくできあがったが、食べてみると当たり前のことだが肉にだけ味がついておらず、たぶん普通の人では理解できないほど後悔の念に苛まれた。お肉の存在を失念するなんてデブとして恥ずかしい。打ちのめされつつ一気に二人前を平らげたらおなかがパンパンになった。もう食えない。さてはこれが夏バテってやつか。

いいかげんにしてくれ

 昨日も書いたが今日も負けずに暑いので書く。暑い。途方もなく暑い。周辺地域の気温上昇に一役買っている自分が言うのもなんだけど暑すぎる。太陽から殺意を感じる。この時間になってようやく収束の気配が漂いだしたが、13時ごろに日除けの一切ないバス停で20分以上もバスを待っていた時はさすがに死を覚悟した。「火の鳥」で太陽に焼かれて蒸発していくナメクジがいたが、もう10分あれば自分ももれなくああなっていたはずだ。スペースシャトルを発射した反動で地軸がずれたとしか考えられない。間違いなく今の日本は赤道直下にある。汗をかいては手近なコンビニやらファーストフードに逃げ込むという行動を繰り返していたせいか、皮膚のベタベタ感がガムテープの裏面の域にまで達してきた。さっきは訪問先の家の飼い犬が庭に倒れてたので触ってみたら普通に熱を持っていて驚かされた。その時は普通に流してしまったが今考えると命にかかわる種類の温度だったので心配だ。おそらく昨日今日が命日になった浮浪者も相当数いるはず。今年の太陽は本気だ。みんな気をつけろ。

ヒァアアああアツウぅぅウゥうウイいいィィィィ

 昨日は台風接近中だってのに網戸を閉め忘れたまま外出してしまったため、帰ったら部屋が池になっておりその中を亀が優雅に泳いでいるなどのバカ殿様的状況に陥っているのではないかと不安に苛まれながら帰宅したが、実際のところ特に何事もなく、亀は台風襲来のことなど何も知らない様子で泰然としていた。
 んで、今日。台風一過だかパイオツ揉みたいだかなんだか知らないけど、ちょっともうまじでなんなのこの暑さ。ブログやってる人全員が家を出た瞬間「今日の日記はこの暑さについてだな」ってニヤリとするほど暑い。昨日書いた通り社用車が史上最強のタイミングで壊れたため、今は腹部の脂身が溶け出すくらいの炎天下を電車プラス徒歩で外を回っていたのだが、いくらなんでも暑すぎてもう耐えられない。どのくらい耐えられないか説明すると仕事中なのに思わず漫画喫茶に入って日記を書き始めてしまった程だ。そろそろ次の家に行かないとまずい時間になってきたがあの暑さに思いを巡らすとそれだけで汗が噴き出してくるので一向に漫画喫茶からの脱出を果たせないでいる。昼頃のあの熱がこの時間までにおとなしくなっているとは到底思えない。今外に出たら間違いなく角煮になる。外に、出たく、ない。