三連休日記 日

 昨日の続き。
 疲れた体を横たえ、昼14時ごろ就寝。夜に起きてウイニングイレブン9を買いに走る。無事購入し、ピコピコやり始めたところでなにやら昨日より視力が悪くなっていることに気づく。土曜日にPの煙草の煙で目が尋常じゃなく痛かったのを我慢して桃鉄をやり続けたせいか。近視が進んだとかではなく目の解像度そのものが悪化した。Pを殺したい。我慢してしばらくやっていたが視界のボンヤリ感がまったく収まらないので諦めて寝た。
 昼ごろ、電話が掛かってきて起床。着信元を見るとどうも公衆電話からのようだ。もしかしてこれは先月の家賃をまだ払っていないことと密接な関係があるのではないか?と思い当たったので、ショックのあまり一瞬で完璧に覚醒した僕の大脳から出された指令に従い、無視を決め込むことにした。だが我が携帯電話はさらに鳴動を続け、3回目の着信となるに至って、もしかして緊急の話かもしれない、と、恐怖に戦慄しつつ、ついに電話に出たところ、なんのことはない、携帯を持っていない友人のTだった。怯え損すぎる。
 電話の内容は要約すると「暇だから遊ぼう」というもの。mixiで叫び続けていた効果がやっと出てきたと言える。何をするか決まらないまま、とりあえず2億パーセントの確率で暇を持て余しているに違いないIを誘い、ノコノコと若者の町、渋谷に向かう。行くたびに思うのだがここは自分のいるべき空間ではない。浮く。体重は重いのに、浮く。違和感に耐えつつ、昔一度はじけすぎて上に乗ったことのあるハチ公(重かっただろうに)の傍で待ち合わせを終え、渋谷は道玄坂の寿司屋、「春夏秋冬」http://woman.excite.co.jp/gourmet/restaurant/shop_7219.htmlに突撃。入店してみると、なんと寿司屋のくせに寿司が周っていない。じゃあ一体どうするの?と思って頼んでみたらなんかゲタみたいなのに乗って出てきた。足のにおいがついてしまっているのでは?と恐る恐るそれを食ってみたら足くさいどころかうまいの何の。周っていない寿司すごい。ウニ、旨い。ホタテ、旨い。トロ、旨い。えんがわ、旨い。たぶんギロッポン(業界用語)とかザギン(業界用語)あたりの高級寿司屋に比べれば劣るんだろうけど食ったことないので比較できないしもうこれで十分うまい。渋谷にも道玄坂にもひたすら疎遠な自分だけどもここばっかしは通い詰めたい。今思い出しただけでそんじょそこらのマーライオンには負けないくらい涎が出てきた。安くて旨い。泣ける。無敵。日本最高。
 ちょっと旨いっていう表現を使いすぎた感もあるけれど実際のところ価格対性能比(性能?)で言えばそれくらい旨かったので満足し、またしてもI家に向かう。サッカー日韓戦を観戦し、祝杯(コーラ)を挙げ、その後Iが痴呆みたいな顔でビーマニをしてたのでやらせてもらったら先日書いたように楽しかったので、終電を諦めるくらい嵌った。2時くらいに脳が動かなくなったので止め、翌日仕事なのでちょっと寝ようとしたら、Iが今度はドラえもんにもらったひみつ道具で手に入れた「女王の教室」を見はじめた。自分も見たいけど仕事だし寝なきゃと思い、なんとかして寝に入ろうとしたのだが、阿久津先生が「いい加減目覚めなさい」と言ってたのが怖くてこっちまでバッチリ目覚めてしまった。結局朝五時過ぎにI家を去り、家で1時間だけ寝て、ズタボロの体を引きずりながら仕事に向かったのであった。とても有意義な3連休だったはずなのだが、読み返してみたところによると建設的なことを一切しなかったらしい。あと視力はいまだ回復しない。やられた。Pを、殺したい。