ナシゴレン

　ガスが復旧したので久々に料理。ナシゴレンっぽいやつを作った。
　材料は米、鶏肉、タマネギ、パプリカ、トマト、ケチャップ、鶏ガラスープの素、ナムプラー、唐辛子、ニンニク、卵、豆板醤、塩、胡椒。
　かなり適当な知識で作ったので、本場の人がこれを見たら「ゼンゼン違ウヨコノ白ブタメ！」と激怒するかもしれないが、インドネシア人がこんな場末に来ることは金輪際ないと思われるのとあと津波から逃げるのに忙しいはずなので、ここはナシゴレンと言い張っても問題ないような気がする。なのでこれはナシゴレンなのである。一時期けっこう料理していたころに若干良化していた手際が、ガス停止期間中に１００％元通りになっていて、エビを買い忘れたり、下ごしらえを終えてから米を炊いてないことに気づいたり、普通に炒めたら間違いなく焦げると思って火を最弱にしたけどそれでも焦げたり、換気扇を付け忘れて部屋がホワイトアウトしたり、服を着るのを忘れて上半身裸で調理したら跳ねた油で火傷したり（すげー熱かった）とドッキリ☆アクシデントが満載だった。で、一般人のおそらくは５倍ほどの労力をかけて作り上げたのが写真のナシゴレンなんだけど、こりゃうまいわー。焦げてるのを差し引いてもうまい。さくらももこがなんかのエッセイでベタ褒めしてたけど鈴木も負けじと褒める。うまい。特にこの目玉焼きの黄身のプルプル感には萌えすら感じる。そういうことで食べちゃいたいくらいかわいかったので皿を舐める勢いで一気に食い尽くした。また作っぞー！