100%チョコレートカフェ

http://open.meiji.co.jp/sweets/choco-cafe/top.html
　あまりにも暇だったのと、それと同じレベルでチョコが食べたくなったので、「１００％チョコレートカフェ」っていうおしゃれ空間に、生乾きの服を着たオス豚一匹で乱入してきた。あまりの居心地の悪さに迷わずテイクアウトして帰ったけど、そこでチョコを買ったので感想を書く。この店には０１〜５６までナンバリングされた５６種類ものチョコがあるんだけども、主に金銭的な理由から６種類だけチョイス。おそらくは気のせいであろうが、周りからの早くデブ出てけっていう視線が痛くてほとんど考える余裕がなかった。そんな中選んだのが下記の６つである。

０１　コートジボアール
　世界の生産量の４５パーセントがコートジボアール産だとか書いてあったから最初は黒人奴隷のことかと思ったけどよく読んだらカカオの話だった。危うくだまされるところだったからみんなも気をつけろ！味は悪く言えば「普通」とか「特徴がない」っていうか、でもこれぞチョコレートって感じ。うまい。

１０　チュアオ
　コートジボアールとは対照的に、こっちは世界生産量の０．００１パーセントとかいうアイドルのハナクソ並に貴重なカカオらしい。貴重→高いはず→買わなきゃもったいない、という黄金の方程式が成立したので購入。０１と比べてみると酸味が強い感じ。イメージとしては黒人が作ったほうが酸っぱくなりそうな感じがするけど逆だった。うまい。

２６　和三盆
　美味しんぼ読者なら避けては通れないアイテム。言われてみれば確かに爽やかというか軽い甘みがする。もはや普通に感想を言うしかない。おすすめ。うまい。

３３　プレーンホワイトチョコレート
　小学生のころに食べ過ぎて気持ち悪くなったという経験のせいか、ホワイトチョコはチョコレート界の中で割と下位に属していたんだけども、これは濃厚なんだけどもしつこくなくてとてもおいしい。でも量が少なかったからそう感じただけという疑念は拭いきれなかったりもする。あと白かった。うまい。

４１　レッドチリ
　明治製菓の人が悪ノリしちゃったのかどうかは知らないけども、ちょっと禁断じゃねーのっていう唐辛子入りチョコ。恐る恐る口に入れた（でも一口で食った）ところ、それほど辛くなくて驚いた。最初は普通にチョコの甘さがホワチャーッときて、後からピリッとする程度。意外と相性がいいと思ったけど考えてみたらそもそもカレーにチョコ入れたりするからなあ。うまい。

４２　ブラックペッパー
　「ポコンチ・マヤ」というなんかこうギリギリな名前の場所で作られるチョコを元にした一品。舌触りが普通じゃなくてザラザラするというか早く言えば砂が入ってる感じ。真夏の海岸にチョコを放置してから冷やしたら多分こんな感じになるのでみんなも作ってみよう。味は４１と比べると、辛いというよりむしろ刺激的な感じで、このあたりも真夏の海岸っぽい。うまい。

　以上。いろいろ食べたつもりだったけどあと５０種類もあるのでほとぼりが冷めたころにまた行きたい。いずれ大金持ちになったら利きチョコ大会とか開催するね。

─採点―
０１　コートジボアール
★★★★★★☆☆☆
１０　チュアオ
★★★★★★☆☆☆
２６　和三盆
★★★★★★★★☆
３３　プレーンホワイトチョコレート
★★★★★★★★☆
４１　レッドチリ
★★★★★★★☆☆
４２　ブラックペッパー
★★★★★★☆☆☆

こりゃ制覇するまで死ねない。