チョコレート天国

Myocastoridae2005-08-06

 もしも仕事で疲弊しきって帰宅し、冷蔵庫を開け、そこにチョコレート菓子が山のように入っていたら、この貧しい人生も少しは豊かになるのではないか?というアインシュタイン顔負けのアイデアが、頭の上で業務用ハロゲンランプ(400W)がビカーンと点灯するほどの勢いで思い浮かんだため、その5分後には近くのスーパーに向かい、店員の「ああ、だからこの人はデブなんだ」という確信に満ちた視線をものともせず一気に10種類ほど購入してきた。ブヒヒ。それが4日前のことなんだけど、8月6日現在、すでに残りはパイの実ただ一つになり、人生はなんというか一向にいい感じになる気配がないんだけども、腹のほうは早くもより一層豊かになってきているような手ごたえがある。また買い足す気は満々だが、長期的な視野で見ると糖尿病になって悲惨な生涯を送ることになる可能性が果てしなく高いので実行に移すか悩んでいる。目を閉じると、この日記を見てチョコを貪り食っている自らの過去に対する行き場のない怒りを覚えている将来の自分が見える。糖尿について考えると自然に顔が引きつってくる。本当に、本当に怖い。